ダラットの風に吹かれて〜、日本語教師。

ベトナム在住16年の日本語教師、サイゴンからダラットに引っ越して、コロナ流行には翻弄されながらニャチャンとダナンを行ったり来たり。今はダラットに舞い戻り日本語教師引退後の生き方を模索中。

2023年11月のブログ記事

  • パレスチナの難民キャンプに民宿するが『回想』

     パレスチナの現地では、難民キャンプと言われる地域に訪問して民宿する計画があった。 私たちは数人づつに分散して、難民キャンプの民家に民宿することになった。 異境の地で炎天下を彷徨いながら難民キャンプの民家に宿泊させてもらうのである。言葉も通じないし、突然にやってきた東洋人(日本人)の集団に、向こう... 続きをみる

  • アラファト議長の手は小さくて柔らかだった!『回想』

     パレスチナ、ガザとイスラエルの状況には胸が痛むが、実は私は昔、パレスチナでアラファト議長と会って握手した経験がある。 と書くと、皆さん、びっくりされるかも知れないが、その経緯を思い出しながら書いてみたい。 時は、今から23年前、私は名古屋市でFCコンビニ店を経営していたが、FCコンビニ店は典型的... 続きをみる

    nice! 2
  • 「砂の器」(松本清張)に書かれた「亀嵩」

    私の故郷に、小説「砂の器」(松本清張原作)に出てくる亀嵩という所がある。 映画になって、テレビでも再上映されて、その亀嵩で映画撮影が行われて地元では大きな出来事になったようだ。(当時、私は故郷にいないので伝聞調だが) その亀嵩に、玉峰山荘という温泉ホテルがあるのだが、そのホテルのロビーにはその撮影... 続きをみる

    nice! 1
  • お寺の住職に叱られる。

    母の葬儀が終わり、お骨を供養塔に納骨するときにお坊様に叱られた。 葬儀が終わり、火葬にしてお骨をお寺の敷地内にある供養塔の中にお骨を納めるために、お寺にお骨を持参したのだが、住職は忙しそうでその場で供養塔には収められなくて明日にということで寺を後にした。 翌日は、母が15年間入所していた老人ホーム... 続きをみる

    nice! 1
  • 「ここはかめだけうさぎはいない」

     タイトル「ここはかめだけうさぎはいない」この看板は今、私が一時帰国している日本の田舎の田んぼの横に立っている。いつからここに立ってるのか定かでは無いが、面白いと思っている。 しかし、この平仮名だけでは県外の方には意味不明だろう。漢字表記にすると「此処は亀嵩、兎はいない」になる。 そうです。この地... 続きをみる

    nice! 2
  • 合掌

     故郷の病院に入院していた私の母は10月22日に永眠いたしました。百二歳でした。 母は、私が渡越して同居家族が居ないので、しばらくしてから老人ホームに入所した。私は高齢な母を老人ホームに入所させることに負い目を感じていた。高齢な母を日本に残して、ベトナムに日本語教師として赴任することを親不孝で自分... 続きをみる

    nice! 3