ダラットの風に吹かれて〜、日本語教師。

ベトナム在住16年の日本語教師、サイゴンからダラットに引っ越して、コロナ流行には翻弄されながらニャチャンとダナンを行ったり来たり。今はダラットに舞い戻り日本語教師引退後の生き方を模索中。

人間の命をあまりにも軽く見てないか、今の政府は!?

外国人労働者の受け入れ拡大に向けた出入国管理法改正案をめぐり、昨年後半に国会で論戦が繰り広げられてる。
その状況はマスコミでも報道されてるが、政府の対応に取り分け安部首相の討論での発言に私は絶望すら感じた。これが一国の首相の発言か。


「ところが安倍首相と山下法相は聴取票の開示を拒否。野党側はコピーをとることすら禁じられ、手書きで“写経”することとなった。執拗に実態を隠し、ついに明らかになると、死者や失踪者が多数……。  これについて、12月6日の参院法務委員会で質問された安倍総理は、「初めてお伺いした。私は答えようがない」と他人事。ヘラヘラと答弁し、笑顔まで見せた。」(データ元は下記)


幾ら何でも他に言いようがあるだろう。昔の自民党の首相なら、「そんなことがあってはならないことだ。二度と起きないように原因と対策を早急に検討すべきだ。」ぐらいは言っただろう。今の政府は、国民の命を人間の死をあまりにも軽く見てるのではないか。自分が働きに行く国の首相がそんなことしか言わないと知ったら実習生たちは行きたくないだろう。ましてや私はその実習生たちに日本語を教えてきた。こんな国に送り出したくないというのが本音だ