ダラットの風に吹かれて〜、日本語教師。

ベトナム在住16年の日本語教師、サイゴンからダラットに引っ越して、コロナ流行には翻弄されながらニャチャンとダナンを行ったり来たり。今はダラットに舞い戻り日本語教師引退後の生き方を模索中。

「VISAが切れてますね、送金できません!」ええ!大変だ!

昨日、商品代をHCMの銀行へ送金手続きにダラットの銀行へ行った。その銀行の口座はHCMにいる頃数年前から使用しているが、何故か120万ドンを送金するだけなのに、難しいことを銀行は言っている。どうも、私が外国人だからできない?みたいなことだ。HCM時代には何回もしたことあるのに訳が分からん。


すったもんだの末に、なんとかできることになって、お金も渡してパスポートも。
ところが、銀行員は神妙な顔をして戻ってきて、VISAの期限を見ろという。
「VISAが切れてますね、送金できません!」ええ!大変だ!
手書きの「04/01/~19 」、4月?1月?…1月4日だ!今日は何日だ?!


ベトナムに10年以上も住んでいて、いまだにこんなアホなことしてるのか。
ベトナム在住者はVISAに関しては色々と苦労されてると思う。
今は、ベトナム人と結婚したので一応VISA免除(5年間)対象になってるが、それでも半年毎に更新の手続きをしないといけない。


今はダラット市在住なので、警察とimmigration(イミグレーション)の役所に手続きをしているのだが、うっかり忘れていた。


送金のことはともかくも、今週末にはテト旅行も計画している、VISAが切れていたらどうしようもない。実は、3年前にも同じようなことをしていて大変だったこと思い出した。


大慌てで、帰宅して妻に言う。こう言う時にお互いの責任を言い合い喧嘩になりそうになる。実は手続きの申請は妻が行ってる。
とにかく、急いで居住区の警察に駆け込む。

写真おように、役所らしくない建物だ。


窓口の係(若い女性警官)に事情を話す。結論としては、罰金を払うことになるとのこと。120万ドン也。何!?商品代の金額と同じだ!絶句。仕方ない。


こう言う時に、ベトナム人妻はなんとか払わずに済むとか減額の交渉をしぶとくやり出す。相手が若い女性警官だと思ってか?私は、「いいから、払うから早く手続きを…。」と促すが…。どうしても、外国人の私はVISAに関しては言いなりだ。


それにしても、前から思うことだが、ベトナム人と結婚してもメリットは少ないな。VISA免除は5年間で、半年毎に更新の手続きが必要だ。一応、費用は無料になってるが、今回のように更新を怠ると高い罰金を取られる…。


結局、罰金の120万ドンを銀行に行き支払い手続きをしてから再度警察で書類をもらい、immigration(イミグレーション)の役所に手続に行く。窓口はテト前とあって、結構混雑していたがなんとか明日にはできるらしい。

その役所も、写真のように昔の別荘のような建物だ。申請中にふと空を見上げると大きな木に花が咲いて青空が見えた。やれやれの1日だった。