ダラットの風に吹かれて〜、日本語教師。

ベトナム在住16年の日本語教師、サイゴンからダラットに引っ越して、コロナ流行には翻弄されながらニャチャンとダナンを行ったり来たり。今はダラットに舞い戻り日本語教師引退後の生き方を模索中。

ヘモグロビンA1Cが正常値になった理由。

 11月の中旬にホーチミン市のロータスクリニックで検査の結果、ヘモグロビンA1Cの数値が正常範囲内になった。検査結果を聞いた時には思わず「 そして、やった!」と叫んだ。医者もビックリ。


 一年前はヘモグロビンA1Cの値は7.6から8の間をうろうろしていた。
実は4年前、ダラットに来る前の値は6.の後半だった。この時に医者には薬を飲むようにと言われたが、生活習慣病なので「運動と食事で頑張ります。」と偉そうに言って拒否した。


 しかし、ダラットに引っ越してから、上記の言葉を忘れてしまっていた。
気がついたら体重は3〜4キロ増えていた。ダラットに来てから、生活習慣病の改善どころかますます悪化していたのだ。この症状は体重が増えるだけで、他には何も大きな変化が無いのが大変なのである。


 そして一年前に久しぶりに検査した結果が上記の値だった。
もう薬も拒否できない。それでも、医者には一番軽い薬だと言われて飲み始める。
運動も少しづつ散歩の回数を増やすが、なかなか習慣にはならない。そこで、ヨガ教室に通うことを始めた。


 散歩の途中で見つけたヨガ教室に飛び込んだ。早朝6時から1時間のコースを選んで通いだす。教室のメンバーは圧倒的に女性が多い。男性は3人くらいだ。外国人は私一人だ。メンバーの年齢は中年以上が多い。私が一番年寄りではないかと思っている。

ヨガ教室へ行く途中で朝日が昇る。

(ヨガ教室に着く頃には朝日が昇る)
 このヨガは結構ハードでキツイ。軽い筋トレをやっているような感じだが、圧倒的に多い女性のメンバーは頑張って行っている。私はヒーヒー言いながらついて行くのがやっとだった。最初は片足だけで行うポーズができなかった。すぐバランスが崩れてしまうのである。それが最近はようやくできるようになってきた。ヨガは、日頃は使わない筋肉や筋を使って鍛える。


 食事では、ネット情報で調べて糖質制限を実行している。原則として白いご飯とパンは食べないことにした。それ以外は普通にいくらでも食べる。体重も標準体重になった。最初は軽い断食を実行して一気に3キロぐらい体重を減らした。


 その軽い断食や、糖質制限の実行中はベトナム人妻は「どうして食べないんだ?体に良くないのに?」としつこく言う。これが私にはストレスだ。とにかく何でもかんでも、たくさん食べろとバカみたいに言う。困ったもんだ。私のヘモグロビンA1Cが正常値になった理由は、ベトナム人妻との闘いの結果でもあると思っている。



 

時々ヨガの帰りに出会う馬

ヨガの帰りに時々出会う馬の連れ