ダラットの風に吹かれて〜、日本語教師。

ベトナム在住16年の日本語教師、サイゴンからダラットに引っ越して、コロナ流行には翻弄されながらニャチャンとダナンを行ったり来たり。今はダラットに舞い戻り日本語教師引退後の生き方を模索中。

ロシア人ばかりが多いムイネは外国人向けの観光地になってしまったのか?

テトでムイネに旅行した感想を正直に書こう。
ダラットに帰って来て、テトのダラットはテト休みに家族で旅行に来たベトナム人でダラット市内は車とバイクと人ひとで溢れていた。大渋滞だ。

ムイネの道路。

ダラットの道路。



一方で、ムイネはテト期間中でもベトナム人の観光客はほとんど見かけなかった。
居るのはロシア人ばかりが目立つだけで、車も少なく渋滞はしてなかった。


この差はなんだ?ダラットは避暑地だから気候も涼しくて日頃暑い地域で住んでるベトナム人には人気があるのだろう。


でも、それだけじゃないだろう。私はムイネの物価の高さじゃないかと考えた。
ムイネは海辺だ。海鮮料理や海産物が特徴だが、高いのである。
私はもっと安くて食べられるシーフードを期待していたが、どこも髙かった。


値段を気にしないで食べたいものを注文してお腹いっぱいになったら請求書を見てビックリ仰天する。私も一回だけ、妻が値段を聞かずに注文してから値段を後で聞いてビックリ、夫婦喧嘩になってしまったものである。


値段だけは日本の高級レストランで食べてるような錯覚に陥ってしまう。
日頃はレストランなどでは食べない生活をしている私としては、お金が飛んでいくような旅行だった。


ムイネは外国人向けの観光地になってしまった。と言うのが感想だ。


12年前に、「シンカフェ」ツアーで来た時は「シンカフェ」のホテルやレストランがあるところまだまだ未開発で、「シンカフェ」ぐらいしかなかったような気がするが、今では海岸線の道路沿いはホテルやレストランが軒並みに建っている。


ベトナムは最近は経済成長も始まったばかりだ。裕福なベトナム人も増えてるらしいがまだまだ庶民の賃金も安い。
ムイネのレストランで海鮮料理を値段を気にしないで毎日腹一杯食べると言うわけにはいかないのではないだろうか。と言うのが私の率直な意見だ。