ダラットの風に吹かれて〜、日本語教師。

ベトナム在住16年の日本語教師、サイゴンからダラットに引っ越して、コロナ流行には翻弄されながらニャチャンとダナンを行ったり来たり。今はダラットに舞い戻り日本語教師引退後の生き方を模索中。

1時間も遅れて出発したベトナムエアーラインだったが…、ダラットへの乗り換え便に間に合わない!


15日の関西空港(osaka)からホーチミン(HCM)乗り継ぎでダラット(DALAT)へのフライトのトラブルの件:
 ベトナムエアライン(VN0321)の関空発10:30出発が約1時間ほど遅れた。この便は前にも遅れた経験がある。飛び立ってから内心「遅れをどのくらい取り戻して着くのか?」気になった。


実はホーチミン空港についてから同じベトナムエアーラインで乗り換えてダラットに行く予定だ。その国内便のダラット発は16:00だ。予定通り着いてもギリギリの時間だ。


結局ホーチミンには14:30に着いた、予定よりは約30分遅れだ。出発は1時間遅れてだから30分は取り戻したのだが…。



飛行機が着陸して、私はフライト予約表の時間を改めて見て焦った。ダラット行きの便は16時だ。間に合うか?!危ない!


近くにいた男性の乗務員にフライト予約表を見せてダラット行きの便は16時だ。間に合うか?!それを見たそのスタッフはすぐに電話をどこかに掛けて話してた。(その時点で14:30分だから16時まで1時間半しかない。)


そのスタッフはすぐに荷物を持って急いで行けと言い、到着ロビーまで行くバスの別の女性スタッフに案内するよう指示した。
そしてバスを降りて到着ロビーへ行くと、私の名前を表示した小さな立て看板が見えて同時に名前を呼ばれた。


そこで待っていたベトナムエアラインの女性スタッフが「私について来い!」と急いで案内を始めた。通常だと並んでいる後部に付いて入国審査をする所を一番前に割り込んで審査をパスさせてくれた。


それから機内預けの荷物の受け取りコーナーへ行く。最初に着いたコーナーは「osaka」からの便の表示がない?私が何故?聞くと
「私たちは急いだからまだ表示が間に合わないのだ」と言う。そうかな?と思いながらしばし待っている。


実は、関空でのチエックイン時にベトナムエアラインのカウンターで、私がホーチミンで乗り換えでダラットに行くと知り「荷物が早く先に回るようにする」と言って、何かエフをつけていたのだが…。私は内心本当かな?どんな方法で?と思っていた。同じ飛行機だし、前か後ろかの違い?


ところが、待てど暮らせど「osaka」からの便の表示がない、私は気になり他の所を見に行く。そしたら、他にあるではないか。スタッフの勘違いでした。しかし、そこで待てど暮らせど私の2個のバッグは出てこない。他のほとんどのバッグが出て来て、もう最後かと思う頃にやっと出て来た。肝心な時になんだ?!あの関空での対応はなんだった?「親切だな!」と思いお礼を言っていたのに。


結局、この荷物受け取りで15分から20分は時間のロスになったと思う。一番早く出てくればと思っとが….。


時計を見たら、15時25分くらいだった…。
大きな荷物を3個キャリーに乗せて国内便まで急ぎ足に行く。女性スタッフを先頭に。


15時30分に国内便のベトナムエアラインのカウンターで、もう発券作業は終わったような状況だったが、案内のスタッフの指示でチケットの発券作業を行い荷物を2個預けることができた。
「出発は16時だ!まだ間に合うか?これから手荷物審査がある!?」と、まだ私の頭はパニック状態だったが…。
でも、ずっとここまで案内してくれた女性スタッフは、もう大丈夫という感じでさっさと行きだした。


その時に、私はここの余裕がなくて「ありがとうございます」とお礼は言っただけだった。内心、国内便に乗るまで見届けてくれないのか?と思ったのだが。(後で、仕事とはいえ、親切にここまで見届けてくれて感謝にチップを渡せばよかったと思ったが渡してない、日本人は下手だな。)


それから私は急いで、国内便の手荷物審査入り口まで行く、幸いに混んでなくて数人待ちだったのでよかった。手荷物審査を終えて中に入り、出発カウンターまで走る。
そしたら、アナウンスで私の名前が呼ばれてるのが分かった。
こうして、アナウンスで名前を呼ばれる経験は長年飛行機に乗って来たが初めてだな…、と内心呟きながら走る。


やっと、待っていてくれたバスに乗り込み、飛行機に乗って喉がカラカラになってるのに気づきスタッフに水をもらう。
そのスタッフが「日本人ですか?」と問うので、「そうだよ!ありがとう。ベトナムエアラインは親切だね。素晴らしい!」と言う。


これが、今回の出来事でした。
そもそも、今回の大阪からホーチミン着からダラット行きの出発まで乗り換え時間が2時間しかなかったのが問題でした。チケット予約時に私がうっかりしてたのと発券所のスタッフもね…。
私の経験上、大阪発のベトナムエアラインは1時間ぐらい平気で遅れると言うことを忘れてた。
ホーチミンから大阪へ行くときも、深夜発が早朝に変わったこともあった…。


でも、今回のホーチミンに到着した時の機内でのスタッフの迅速な対応(連絡)がなかったら、私は後でその日のうちにダラットに行けずに泣いていただろう。機内でスタッフに相談してなかったら…、と思うとちょっとの違いでした。自力で、なんとか急いでいたら、悲惨だったと思う。


それに、国際便も国内便も同じベトナムエアーラインを利用していたから良かったと思う。最近、ベトナムエアーラインの評価が良くなってることを実感した今回の件でした。


それにしても、流石に今回は疲れました。風邪気味で喉をやられていたこともあってダラットに着いたら疲労困憊でした。