ダラットの風に吹かれて〜、日本語教師。

ベトナム在住16年の日本語教師、サイゴンからダラットに引っ越して、コロナ流行には翻弄されながらニャチャンとダナンを行ったり来たり。今はダラットに舞い戻り日本語教師引退後の生き方を模索中。

サーフイン翌日は全身が筋肉痛!でも心地よい。

 


 ダナンのビーチの潮騒に誘われて暇な時ビーチを見ながらコーヒーを飲んでたが、ある日私でもサーフインができるかなと思い、先にサーフインを始めてる日本語教師仲間の友人に相談して、1回手ほどきを受けた。その後、本格的にレッスンを受けようと日本人経営のサーファーショップに申し込み、初めてレッスンを受けたのが十日前だった。


 その約1時間のレッスンでは辛うじて2〜3回、ボードに瞬間だが立つことができた。
しかし、ボードの上に立つのはほんの一瞬で、ボードから降りてからまた指導員のいるところまでわずかな距離だが、そこまで行くのには波と戦いながら押しのけて、時には波を被りよろけながら進むのが大変である。体力を消耗しているのが分かる。そして、指導員のところにたどり着いたらボードに腹這いになり、波が来たら合図とともに前に進み、ボードの上に立ち上がるのだ。その立ち上がるのが難しい。バランスが崩れると転けてしまう。転けないで波打ち際まで行くのは至難の技だ。これを何回か繰り返すと、1時間と言う時間はすぐに経過する。


 第一回目のレッスンでは、何回も転んで右手を突くことがあった。その結果、そのよるに右手首が急に痛み出した。そして手首の周りが腫れてきた。一晩で痛みは取れたが腫れは薬屋で薬を買って飲んで3日間で治った。


 それから、約1週間目の昨日、2回目のレッスンを受けた。1週間おとなしくしていたら、体が鈍って重く感じた。最初はなかなかボードの上に立ち上がれない。バランスが取れない。波の影響もあるのだろう。それと、右手を無意識に気にして体が硬いのかもしれない。あっという間に1時間が過ぎた。満足に波には乗れなかったが、気分は最高だった。昨日は、日本から3人組のお嬢様たちがやって来ていた。サーフイン歴は15〜20年というベテランたちだ。ダナンが2回目という人も一人いて、今日の波は難しいと言っていた。ある意味、日本と同じような波だと言っていた。でも、海は最高!と楽しんでいた。その娘3人組に「オジさん、どこかお勧めのお店ない?」と聞かれて、「ごめんね。私はダナンに最近来たのでよく知らないんだ。」と答えるしかなかった。残念。知っていれば、どこか案内してサーフイン談義ができたのにね。


 もう1組は、韓国人の若いカップルだった。女性の方が波乗りはスイスイとやっていた。指導員に聞いても、女性の方が体に力を入れないで早く乗れるようだ。
でも、最初はそのカップルは何人か分からずに、日本語で話しかけたら返事がなく韓国人だと分かった。


という訳で、昨日のレッスンは男女6人の混合組で終わった。
約1時間ぐらいのレッスン&サーフインで知り合った人たちだが、特に日本人とは「またダナンに来てね。また会いましょう。」握手して別れた。もし、本当にまた会えたら、その時は私ももう少し上手になってるだろう。


その娘3人組は、夕方にはホイアンに行くと言っていた。ホイアンには「日本橋」という大昔に日本人が作ったという橋があるよ。


 そして、その翌日の今日、全身が軽い筋肉痛だ。幸に、右手首の痛みはない。擦り傷もない。波乗りは全身運動だということが分かる。