ダラットの風に吹かれて〜、日本語教師。

ベトナム在住16年の日本語教師、サイゴンからダラットに引っ越して、コロナ流行には翻弄されながらニャチャンとダナンを行ったり来たり。今はダラットに舞い戻り日本語教師引退後の生き方を模索中。

ミーケビーチも閉鎖ですか!


 コロナウイルス騒動は世界的に広がってるのはご承知のとおりです。今住んでるダナン市でも2月からずーっと学校が休みです。日本語センターも原則的に同じ対応で休校です。


 この地ダナンに来てまだ3ヶ月ですが、海のそばの都市なので私が住んでる所から15分ぐらいでミーケビーチという綺麗な海岸線に行ける。


 そのミーケビーチのバー&カフェでコーヒーを飲みながら砂浜を眺めていたら、無謀にもサーフインをやって見たくなり、2回ほどサーフインのレッスンを受けてチャレンジした。「年寄りの冷や水」そのもので、日頃の運動不足もタタリ、全身の筋肉痛になったりして3回目のレッスンを受けないままになった。


そうこうするうちに、コロナウイルス騒動が激しくなってきた。ミーケビーチには外国人が多く遊びに来ている。サーフインするのもいわゆる西欧人(ヨーロッパ)がほとんどで、ベトナム人はやらない。


それに、西欧人(ヨーロッパ)はマスクをしない人が殆どだ。ましてや、ビーチではマスクなどして遊んでる人はいない。


私は、サーフインの練習をしなくても、そのミーケビーチのカフェで海を眺めながら潮風に当たりながらコーヒーを飲むのが好きだ。


それで、昨日も夕方に散歩がてらビーチに出かけた。ところが、風景はいつもと違っていた。私がいつもコーヒーを飲むカフェは写真のように閉店状態だった。「やっぱり!」。
昨日の0時からベトナム全体がレストラン、飲食店、カラオケなどは営業中止にするようにベトナム政府は方針を出していたのだ。


私がいつも利用するそのビーチのカフェは、ビーチ沿いなのでオープンカフェで風通しは抜群なのだが…。だめだったようだ。
砂浜にいつもは並べてあるテーブルもたたんである。歩道上のテーブルも無い。


ふと見ると、近くの公衆トイレも使用できないように封印してある。(このトイレは不特定多数の人が使うので、衛生上は仕方ないかな。)


サーフボードをレンタルするコーナーもレンタルボードも無く閉店状態だ。(サーフショップも閉店かな?)


それでも、ビーチで遊んでる人はいるが、いつもよりは少ない感じだ。サーフインしてる人もいるにはいるが少ない。


とうとうビーチもか!とちょっと寂しく感じながら、帰り道にある近くの刺身が新鮮で美味い寿司屋へ寄ってみた。ところが、そこも店での営業は当局からストップが掛かっていた。久しぶりに刺身を食べようと思ったがアテが外れた。


でも、たまたまその店のオーナーに出会い、立ち話でいろんな話が聞けた。私より若いがベトナムには10数年の滞在で、波乱万丈の人生だが怪物という表現に値するような人で、実業家として成功している日本人だった。エネルギッシュな人で、話を聞いてると私まで元気になるような雰囲気の人だった。


持ち帰りの弁当を割安で作っていたので買って帰る。日本風の弁当だが美味しかった。